rbenv の導入

rvm でインストールされている Ruby のバージョンを上げようとしたところ、inode の空きがなくなってしまい build できなかった。そのサーバは仮想マシンで HDD は 8G しか積んでいない。そこが敗因か。これでは日々の作業もままならない。

なので、新しく開発環境を作成することにした。最近は rvm よりも rbenv の方がいいらしいということなので、そちらを使ってみる。

環境

インストール

基本的には https://github.com/sstephenson/rbenv に書かれている通り。ruby-buildというツールを使って Ruby をインストールする方法もあるが、今回は Ruby のソースのアーカイブをダウンロードし configure, make, make install でインストール。

% mkdir ~/tmp
% cd ~/tmp
% curl -O http://ftp.ruby-lang.org/pub/ruby/1.9/ruby-1.9.2-p290.tar.gz
% tar xzf ruby-1.9.2-p290.tar.gz 
% cd ruby-1.9.2-p290 
% ./configure --prefix=$HOME/.rbenv/versions/1.9.2-p290
% make
% make install

当初 libreadline6-dev パッケージをインストールせずに Ruby を build した。その場合、readline モジュールがインストールされない。初めはそれに気付かなかったが、heroku コマンドを実行すると readline が require できないというエラーが発生したので発覚。パッケージをインストール後、再び build することで heroku コマンドは正常に動作するようになった。